虹彩認証のメリットとデメリット

2017-01-25 - 00:00 | 未分類 |

虹彩認証は、コンディションにほぼ影響されない点がメリットです。例えば目の病気になった時などに認証されるかどうかですが、ものもらい、結膜炎、涙目、目薬をさした状態、花粉症で充血している状態、レーシック手術後などでも問題なく認証することができるそうです。眼鏡やコンタクトレンズでも認証はされるので基本的にコンディションを気にする必要はないと言えます。(ただしサングラス、カラーコンタクトでの認証は不可。また眼鏡の反射などは苦手です。)もっとも、虹彩認証にはデメリットもあります。当然ですが端末に目を向けなければなりません。端末を見つめなければいけないということです。「どうぜスマホを使おうとしているんだから、端末を見つめるのはデメリットにはならないだろう」という声が聞こえてきそうな気もしますが、端末を見ずにロック解除できる指紋認証に慣れた身からすると結構なデメリットなのです。指紋認証の場合、端末を手に取った瞬間に指をなぞり認証を開始すれば、端末を目の前に持ってきた時には既にロック解除されていて使える状態になっています。これに対して虹彩認証は、端末を目の前に持ってきてロック画面を見つめ、その後認証されてロック解除されるという流れです。些細なことのようですが、この差は大きいのです。言い換えれば、指紋認証では慣れてしまえば認証自体を意識しないで使えるのですが、虹彩認証だといつも認証を意識しなければならないという感じでしょうか。また、虹彩認証は歩きながらの認証は難しいです。認証される位置に目を持っていかなければならないので身体が振動している状態では認証は困難で、立ち止るしかありません。もちろん、歩きスマホはダメなのですが。


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