<ポケGO>被災地誘客 宮城県3000万円計上

2016-10-10 - 00:00 | 未分類 |

宮城県は30日、スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」のイベント開催や、珍しいポケモンを出現させるシステム改修など関連経費3000万円を、県議会9月定例会に提出する2016年度一般会計補正予算案に計上する方針を固めました。東日本大震災で被災した沿岸部への誘客を促し、観光復興につなげるのが狙いです。県内で10月に開くイベント費用として1000万円を計上し、ポケモンのゲームで遊ぶ広場を開設し、被災3県と熊本地震被災地の熊本県の特産品を販売するブースも設け、数万人規模の参加者を呼び込みます。愛好者に被災地を周遊してもらうための広報宣伝費は1500万円。ゲーム上でアイテムを入手できる「ポケストップ」を示した被災地の周遊マップを作製します。ポケモンGOの公式ホームページやポケモン関連のテレビ番組で被災地の取り組みをPRします。被災地限定のポケモンなど、ゲーム運営会社ナイアンティック(東京)へのシステム改修費にも500万円を盛り込みました。県は北米や欧州でしか出現しないポケモンを、期間限定で被災地に出してもらうよう同社に提案しています。ポケモンGOは、1カ月間で最もダウンロードされたモバイルゲームとしてギネス世界記録に認定されるなど、社会現象となっています。


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